こんにちは!化粧品コンサルタントの平山愛子です。私は化粧品を製造したいと相談を受けた時に、必ずお伝えしていることがあります。それは・・・
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「複数の販売チャネルを予め考えて化粧品を製造しましょう」ということです。
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なぜなら化粧品を製造してから「さて売ろう!」という時に販売チャネルを考えるのでは遅すぎるからなんです。
そして、もう1つ知っておくべき大切なことがあります。
それが、販売チャネルごとの価格です化粧品は販売チャネルによって価格は違う。
先ほど化粧品の販売チャネルをいくつか持つように書きましたが、販売チャネルによって、販売価格は大きく変わってきます。では、具体的に販売チャネルごとの価格設定についてお伝えします。
販売チャネルその①テレビショッピング
例えば、私がプロデュースしている複数の化粧品ブランドを見てみると、某テレビショッピングでは3000円以下の化粧品は販売しません。
あえて組み合わせで10,000円を超えるセット内容にして販売します。
理由はテレビショピングにおいては、1分間で販売する目標額が明確に決められているからです。
つまり、高額な化粧品の方がワンオーダーでの価格が高くなりますので、少ないオーダー数でも目標値に近づくからです。
販売チャネルその②ドラッグストア&GMS
一方で、大手ドラッグストアやGMSの場合はどうでしょうか。
例えばSK-Ⅱやドクターシーラボなど有名ブランドでなければ、1000円をきる値段のお化粧品が圧倒的に多く見られると思います。
そんな中で2980円の化粧品は「高額帯化粧品」と呼ばれ、取り扱われないことが多くあります。
万が一取り扱われたとしても、サンプルを数万個単位で提供することは当たり前、メーカーの販売員を店頭スタッフとして派遣して、販売促進のお手伝いをすることも当たり前です。
そうなってくると、無償のサンプル数万個の費用とスタッフの人件費を考えると、2980円で販売するより、1380円程度まで値段を下げる方が、、トータルの利益が高かったりします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は2つの例でお話しましたが、どのチャネルで販売するかで、化粧品の価格設定が大きく変わるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
価格設定が大きく変わるということは、つまりは選ぶ容器などの金額、容量なども大きく変わってきます。
容器については、コチラにも記事を書いていますので参考にしてみてください▼
作ってしまった化粧品の販売チャネルや価格などをかえることは、お客様にとって混乱を招くので絶対にしてはいけません。化粧品を作る際には、計画的に将来の販売チャネルを見据えた価格設定を心がけてみてください。
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